hitotsume

伸びしろがない。

謝辞

自分はいい歳で将来を1人で過ごす強さもなく、そろそろ恋人が欲しいなと思ったので会社の同期の紹介でマッチングアプリを始めた。

人間関係の希薄さや煩わしさ、変に気を遣ったり日程調整をしたりでメンタルが著しく悪くなったけど、有り難いことに自分と会い続けてくれる人がいた。

そして、立ちはだかる「精神疾患をいつ打ち明けるか」問題。
まだまだ世の中には偏見を持つ人はたくさんいるし、自分だったら持病がないに越したことはないと思う。
自分は程度が軽い方だけど、きっといつから言わないといけないんだろうなってぐるぐるぐる。

薬を飲んでいるから飲酒はだめなんだけど、結構飲んで楽しくなって帰り際に打ち明けた。
その人は兄弟が精神疾患で会社を退職したのを知っていたから、理解があるかなと淡い期待もした。
次も会ってくれるしとても大人な対応をされたけど、死にたくてしょうがない。
自分を苦しめる足枷を再認識した気がする。まずい。

もう少しうまく生きたかった。
程度が軽いって何。精神疾患精神疾患なのに。
働けてるってそんなに偉いのか、偉くないよな。
自分は本当に価値がない。価値がなくて苦しい。
その人のご家族がもう前を向いて生きられますように。